FLOW

仕事の流れ

FLOW
アスベスト対策工事の全体的な流れを紹介します。
調査・診断分析
調査・診断分析
アスベスト対策では石綿作業主任者など有資格者が図面確認や現地調査を行いサンプルを採取。
アスベストの有無と種別・含有量を測定します。
打ち合わせ
打ち合わせ
調査結果や除去方法について綿密にミーティング。
作業計画の作成と提出
作業計画の作成と提出
ミーティングに基づき作業方法・安全管理体制の計画を作成します。工事着工14日前に労働基準監督署と自治体など関係官庁に作業計画の提出が必要に。正確性とスピードが求められます。
隔離養生・セキュリティゾーンの設置
隔離養生・セキュリティゾーンの設置
床はポリエチレンシートを二重に、壁は一重で養生。作業中は隔離した作業箇所はつねに外気より低い気圧にしておかなければなりません。そのため、エアフィルターをつけた負圧除塵装置を設置し、換気を行います。防塵マスクや保護服に付着した粉塵をエアシャワーにより除去するためのセキュリティゾーンを設け、出入り口から粉塵が漏出しないよう対策を講じます
除去作業
除去作業
石綿繊維の飛散を抑える除去剤を塗布し、専用工具で除去を実施します。作業スタッフは浮遊固体粉塵防護用密閉服や専用作業衣を着て、電動ファン付きのマスクを装着。装備は作業レベルに応たガイドラインにそって決定します。作業中は粉塵濃度測定し、安全性を確認しています。除去された廃棄物は粉塵が漏れ出さないように二重に袋詰めして廃棄です。
撤去作業
剥離したアスベスト廃棄物同様、養生材にもアスベストが付着しています。二重結束で密閉し、処分許可業者に引き渡し、管理型最終処分場で処分します。